吉貯金コラム

一粒万倍日とは?2026年の日付一覧と、この日にすること・避けたいこと

一粒のもみが、万倍の稲穂になる。カレンダーやニュースでよく見かける「一粒万倍日」は、そんな願いが込められた暦の日です。2026年の日付一覧と、この日の使い方をまとめました。

吉貯金ーLuck Bankー 毎日の開運行動を「運の貯金」に。 登録不要・無料 アプリを開く →

一粒万倍日とは

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、暦の上で「一粒のもみを蒔けば、万倍の稲穂になって実る」とされる日です。読み方は「いちりゅうまんばいび」が一般的ですが、「ひとつぶまんばいび」と読まれることもあります。

暦には、月の満ち欠けや干支の巡りから、その日の性質を書き添える暦注(れきちゅう)という習わしがあります。大安・仏滅でおなじみの六曜も暦注のひとつで、一粒万倍日は選日(せんじつ)と呼ばれるグループに入ります。

年に60日前後あり、月に4〜6日ほど巡ってきます。天赦日のように年数回しかない日と比べると、ずいぶん身近な吉日です。

なぜ「万倍」なのか

由来は、稲作です。田んぼに蒔いた一粒のもみが、秋には穂となって何百、何千という米粒になる。その情景を「万倍」と言いあらわしました。

ここから、この日に始めたことは、後になって大きく育つと考えられるようになります。仕事始め、開店、種まき、そして現代なら新しい習慣や積立の開始。「小さく始めて、大きく育てる」ものと相性がよい日、という理解が一番しっくりきます。

そして、この考え方には裏返しがあります。良いことが万倍になるなら、良くないことも万倍になる。後述する「避けたいこと」は、すべてここから来ています。

2026年の一粒万倍日 一覧

2026年の一粒万倍日は全部で64日です。金色の枠は、天赦日と重なる特に強い日とされています。

1月1日(木)2日(金)5日(月)14日(水)17日(土)26日(月)29日(木)
2月8日(日)13日(金)20日(金)25日(水)
3月4日(水)5日(木)12日(木)17日(火)24日(火)29日(日)
4月8日(水)11日(土)20日(月)23日(木)
5月2日(土)5日(火)6日(水)17日(日)18日(月)29日(金)30日(土)
6月12日(金)13日(土)24日(水)25日(木)
7月6日(月)7日(火)10日(金)19日(日)22日(水)31日(金)
8月3日(月)13日(木)18日(火)25日(火)30日(日)
9月6日(日)7日(月)14日(月)19日(土)26日(土)
10月1日(木)11日(日)14日(水)23日(金)26日(月)
11月4日(水)7日(土)8日(日)19日(木)20日(金)
12月1日(火)2日(水)15日(火)16日(水)27日(日)28日(月)

暦の日付は節切り(二十四節気による月の区切り)と干支の組み合わせで決まります。上の一覧は複数の公開カレンダーと照合したものです。

一粒万倍日にすると良いとされること

新しいことを始める

もっとも本義に近い使い方です。習い事、勉強、運動、仕事、副業。「今日から始めた」という事実そのものが、この日の種まきにあたります。

大きな決意でなくてかまいません。腕立て1回でも、本を1ページでも、種は種です。

財布をおろす・使い始める

新しい財布を使い始める日として、昔から選ばれてきました。買った日ではなく使い始めた日を合わせるのがならわしです。買うのは前日までに済ませておき、当日の朝から使い始める、という段取りにすると気持ちよく迎えられます。

お金を出す・預ける

積立の開始、口座の開設、寄付や募金。「出したものが増えて返る」という方向のお金の動きは、この日の考え方と噛み合います。

種を蒔く・植える

文字通りの使い方です。観葉植物を迎える、ハーブの種を蒔く。育っていく過程が目に見えるので、一粒万倍日の意味を体で覚えられます。

逆に避けたいとされること

借りること

もっともよく言われるのが、借金は「悩みも万倍」になるという戒めです。ローンの契約、キャッシング、人からお金や物を借りること。この日を避け、別の日に回すという考え方が古くからあります。

不平・不満を口に出すこと

暦の本には書かれていませんが、「万倍になる」という考えを素直に受け取るなら、こちらも同じでしょう。愚痴を言った日として記憶するより、何かを始めた日として記憶したい。そういう日です。

凶日と重なる日

不成就日(ふじょうじゅび)や仏滅と重なる日は、勢いが打ち消されると解釈されることがあります。ただし解釈は流派によって分かれ、「良い方を採る」という考え方もあります。気になる方は無理に動かず、次の一粒万倍日に回すくらいの気楽さで十分です。

天赦日・寅の日と重なる日

天赦日(てんしゃにち)は、暦の上で最上の吉日とされる日で、2026年は6日しかありません。

このうち3月5日・7月19日・10月1日・12月16日は一粒万倍日と重なります。一年のうち数日しかない組み合わせなので、開業・引越し・大きな買い物など、日取りを選べることをこの日に寄せる人が多い日です。

金運の日とされる寅の日と重なる日も、財布の使い始めによく選ばれます。

「良い日」に頼りすぎないために

ここまで書いておいて言うのも変ですが、暦は背中を押してくれる道具であって、結果を約束するものではありません。

一粒万倍日のいちばんの効用は、おそらく「今日始めよう」と思えることそのものです。人はきっかけがないと動けません。「明日から」を何度も繰り返してきた人にとって、月に4〜6回めぐってくる"始めていい日"は、なかなか都合のいい仕組みです。

そして、大事なのはその後です。蒔いた種は、水をやらなければ育ちません。一粒万倍日に始めた習慣を、翌日も、その次の日も続けられるかどうか。結局はそこに尽きます。

まとめ