巳の日・己巳の日とは?2026年の日付一覧と、弁財天とのつながり
白い蛇は、弁財天の遣い。巳の日が金運と結びつけられてきた背景には、財と芸能をつかさどる神さまへの信仰がありました。2026年の日付と、この日の過ごし方をまとめます。
巳の日とは
巳の日(みのひ)は、十二支の「巳」が巡ってくる日です。日にも十二支が割り当てられているため、12日に一度やってきます。2026年は30日あります。
寅の日と並んで、金運の日として名前が挙がることの多い日です。
白蛇と弁財天
巳の日が金運と結びついた理由は、蛇にあります。
白い蛇は古くから弁財天(べんざいてん)の遣いとされてきました。弁財天はもともとインドの河の神サラスヴァティーで、日本では七福神の一柱として、財と芸能・音楽をつかさどる神さまとして信仰されています。
その遣いである白蛇にちなむ日だから、巳の日は財と縁が深い——という筋道です。弁財天が芸事の神でもあるため、習い事や芸能ごとを始める日としても選ばれてきました。
蛇が脱皮を繰り返すこと、蛇の抜け殻を財布に入れる習わしがあることも、再生や金運のイメージを補強しています。
己巳の日は、さらに特別
十干の「己(つちのと)」と十二支の「巳」が重なる日を己巳の日(つちのとみのひ)と呼びます。十干と十二支の組み合わせは60通りなので、60日に一度しか巡ってきません。
「己」は五行では土にあたり、財を蓄える場所を意味すると解釈されます。財の神である弁財天の日と、財を蓄える土が重なる。だから巳の日の中でも格別とされてきました。
2026年の己巳の日は、次の6日です。
- 2月24日(火)
- 4月25日(土)
- 6月24日(水)
- 8月23日(日)
- 10月22日(木)
- 12月21日(月)
2026年の巳の日 一覧
| 1月 | 7日(水)19日(月)31日(土) |
|---|---|
| 2月 | 12日(木)24日(火) |
| 3月 | 8日(日)20日(金) |
| 4月 | 1日(水)13日(月)25日(土) |
| 5月 | 7日(木)19日(火)31日(日) |
| 6月 | 12日(金)24日(水) |
| 7月 | 6日(月)18日(土)30日(木) |
| 8月 | 11日(火)23日(日) |
| 9月 | 4日(金)16日(水)28日(月) |
| 10月 | 10日(土)22日(木) |
| 11月 | 3日(火)15日(日)27日(金) |
| 12月 | 9日(水)21日(月) |
巳の日にすると良いとされること
弁財天にお参りする
もっとも本義に近い過ごし方です。弁財天をまつるお社は各地にあり、島や池、水辺にあることが多いのが特徴です。江島神社(神奈川)、宝厳寺(滋賀・竹生島)、厳島神社(広島)は日本三大弁財天として知られています。
銭洗い
湧き水でお金を洗い、清めてから使うという習わしです。鎌倉の銭洗弁財天宇賀福神社がよく知られています。洗ったお金は使ってこそ巡るとされ、しまい込まずに使うのが作法だと言われます。
財布や通帳を整える
寅の日が「動かす」日なら、巳の日は「磨く・納める」日です。財布の中を整理する、通帳を確認する、貯金の目標を書き出す。派手さはありませんが、この日らしい過ごし方だと思います。
習い事を始める
弁財天が芸能・音楽の神であることから、楽器、書道、ダンス、語学など、技を磨く類の習い事を始める日として選ばれます。一粒万倍日と重なる日なら、なおよいとされます。
避けたいとされること
巳の日は、寅の日のように「これは避ける」と強く言われる事柄が少ない日です。強いて挙げるなら、お金を粗末に扱うことでしょうか。
財布に不要なレシートを詰めたまま、小銭を放置したまま。そういう状態を一度リセットする日、くらいに考えておくと使いやすい日です。
寅の日との違い、どう使い分けるか
| 寅の日 | 巳の日 | |
|---|---|---|
| 由来 | 虎は千里往って千里還る | 白蛇は弁財天の遣い |
| 性質 | 動かす・出して還す | 磨く・納める・育てる |
| 向くこと | 財布の使い始め、旅立ち、支出 | お参り、銭洗い、習い事、整理 |
| 周期 | 12日に一度(年30日前後) | 12日に一度(年30日前後) |
どちらか選ぶ必要はありません。財布をおろすなら寅の日、通帳とにらめっこするなら巳の日、というくらいの緩さで十分です。
まとめ
- 巳の日は12日に一度。白蛇が弁財天の遣いとされることに由来する
- 己巳の日は60日に一度。2026年は2/24・4/25・6/24・8/23・10/22・12/21の6日
- 弁財天へのお参り、銭洗い、財布や通帳の整理、習い事の開始に向く
- 寅の日が「動かす」日なら、巳の日は「磨く・納める」日